サンボウとITとシステム - その2-
入社後の研修は地獄でしたが、
ナンダカンダ乗り越えられました。
しかし、研修でITに関する技術力がついたかというと、
まぁ微妙でした。
技術があがった子ももちろんいますよ。
だって100人くらいいましたもん。
そらアムロみたいな子だっていますわ。
私もシステムに対する理解は深まりました(たぶん)が、
IT技術はてんでだめでした。。。
これが、忘れもしないITとサンボウとシステムの出会いでした。
宇宙との邂逅。
なお、サンボウは数学がてんでだめなのも悪かったんでしょう。
まじで数学できないんすよね。
しかし、IT技術が上がろうがあがるまいが、
研修課題のシステムができようができまいが、
研修期間は終わります。
研修が終わる。
ということは、
給料もらって勉強する時間がなくなる。
居眠りしてる時間もなくなる。
ようは、実戦が始まる。
実戦。
がむしゃらでした。
ここで、先に結論だけ。
実戦が全てです。
宇宙を知るためにはまず飛び立たねばなりますまい。
地上から見ているだけではわからないことがたくさんあります。
本当に、そのとおりです。
空に出て初めて、地球(COBOL)は青かった(黒かった)といえるのです。
サンボウとITとシステム - その1-
私は文系大学を卒業後、そのままITをやっている会社に就職しました。
ITがやりたくて就職したので、希望通りの進路でした。
本当は宇宙に行きたかったんですが、
目を悪くしてしまったことがあり、どうしてもパイロットにはなれないなぁと思い、
ITをやってみようと思ったんですね。
なにそれですよね。
簡単に言うとロケットとか通信衛星のシステムを作る会社に入ったら、
宇宙いけるんじゃね?って思ったんです。
まぁ、結局まったく無関係のおっきなIT会社に入ったんですが。
で、正直、地獄でした。
ホームページを作ったことがあったので、なんとかなるぜよと思っていたら、
まず研修で地獄。
Java地獄、ネットワーク地獄、アパッチ?ミドルウェア?な、なんぞ、、、
わからん、、、ルートテーブルとか言われても、、、
文系の皆さん。
軽い気持ちでこの業界はお勧めしませんよ。
研修があるから大丈夫なんて嘘ですよ。
自分で毎日勉強しないと無理ですからね。
冗談で言っているわけじゃありません。
本当なんですね、これが。
宇宙と同じなんです、
日々成長してるんです、
このITという世界が。
ITと宇宙とシステム
IT、別名、 Information Technology。
日本語で情報技術といいます。
情報技術ってなんなんだろう。
インターネットとかパソコンをつかった情報通信技術。
情報を収集する方法や通信を電子演算装置(パソコン)で確立するって感じでしょうか。
もはやこの時点で難しいですよね。
そう、難しいんです。
あなたの使っているそのスマホ、パソコンも情報通信技術の賜物です。
現在広く浸透しているiOSやAndroidといったものはこの難しい技術によって作られています。
1+1=2と電卓アプリを使って計算する。
では計算する仕組みはどうやって作るのか、わかりますか?
1+1=2とコンピュータに記憶させる。
それだけではだめですよね。
1+2=3だというのも記憶させないとだめですし、
1+Aと入ったらだめだよということも記憶させないといけない。
シンプルな計算でさえ、複雑な仕組みが必要なんですね。
IT界隈の人は、無限に広がる可能性を踏まえて、
仕組みを作っているんです。
ようは宇宙を作っているのです。
パソコン、スマホの中に、ITという名の宇宙をつくっているんです。
IT業界の住人
経済産業省の調査によると、日本のIT企業や情報システム部門に所属する人は、
92万人くらいだということです。
総人口が1億人だったとして、およそ1%。
100人に一人くらいの割合ですね。
ですからきっと、ITってなんだろう、とか、システムってなんだろうって人は
まだまだ多いと思います。
あなたもそうではありませんか?
私も実はまだわかりません。
この業界に何年もいるのに、まだ全てはわかりません。
なぜわからないかというと、
この業界は固定されないんです。
常に進んでいってるんです。
勝手に不足していくんです。
どんどん成長してるんです。
ですので、高校・大学受験のように、詰め込んでも足りないんですね。
宇宙と一緒で、エヴリデイ膨張してるんですね。
IT=宇宙なわけです。
そんな宇宙の話をしたいと思います。